Q3 相続税の非課税財産の種類(一例)
Q 相続または遺贈によって取得した財産で相続税が課税されない財産にはどの
ようなものがありますか?
A 相続または遺贈により取得した財産であっても、社会政策的見地または国民
感情等の面からみて、一定の財産については、相続税法または租税特別措置
法により非課税とされています。
一例としては、
・庭内神し、神だな、神体、神具、仏壇、位はい、仏像、仏具、など日常礼拝の
用に供しているもの
・生命保険契約に係る保険金等で相続により取得したものとみなされるものの
合計額のうち、一定額(500万円×法定相続人の数)までの金額
・被相続人の退職手当金、功労金その他これらに準ずる給与で、相続により取
得したものとみなされるものの合計額のうち、一定額(500万円×法定相続人
の数)までの金額
これらは一例で、他にも非課税財産となるものがありますので、事前にしっかり
確認することが必要です。
Q4 相続税の税額控除の種類
Q 相続税額を計算する場合に算出税額から控除できるものにはどのような種類
のものがありますか?
A 相続税額の税額控除には、@贈与税額控除、A配偶者に対する相続税額の
軽減、B未成年者控除、C障害者控除、D相次相続控除、E外国税額控除の
6種類があります。
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